京料理の色彩
こんにちわ。miyucolorです。いつも色のブログをご覧いただきありがとうございます。
今年も、1月の正月気分が落ちつた落ち着いた頃、京都へ初詣に行きました。
今回は、京都でいただいた京料理の色彩について感じたこと。
そして、京懐石料理のおすすめのお店の紹介です。




こちらのお店は、四条通りの鴨川から西に1本入った通りにある『彩席ちもと』
カジュアルに京懐石料理をいただけて、毎回、心身ともに優雅な気分に浸れる素敵な場所です。
京都に住んでいた頃は、友人が訪ねてきたらこちらのお店を利用していました。
今回、いただいた『彩り点心』は、3080円(税込)でお値段も嬉しく、お味も最高に優しい。
さて、今日はこの彩り点心に詰められた色彩について、、感じたことまとめてみました。
このお弁当には、蓋がついていて、パッと開けた瞬間には、笑顔!
なぜなら、お料理の色彩のバランスが美しすぎるのです。
金時人参の赤、かぼちゃの煮付けの黄色、アイボリーカラーの湯葉。(暖色系)
さらに、菜の花の濃い緑やお豆の黄緑。(中性色)
そして、鯛のとろろかけの白、小芋の煮物のグレー。焼き魚の淡いグレー。(無彩色)
このように色を追って見ると、さまざまな色彩のバランスが最高。
さて、ここで、寒色系の色彩がないこと、お気づきでしょうか?
これは、色彩心理からの考察ですが、寒色系は食欲を減退する効果があります。
なので、食の色には、適さないからでしょう。
もう一つ、パーソナルカラーで見ると、イエローベースの秋色でまとまっていました。
イエローベースの秋色はこんな色グループですが、リッチな印象がありますでしょ。
食卓では、一番多く並ぶ色のグループなんですよ。
