大人のファッションコーディネートについて語ってみたい。
年齢を増してくると、ほとんどの方が、色味を地味にまとめておられる。
お顔の色も年を重ねるごとにくすんでくるので、色のないカラーコーディネートだと、元気がなく見えるし、老けて見えてしまう。
女性はまだ、お化粧をするので、華やかさはあるのだが、男性は、魅力的な人はほぼお見かけできない。
今日は、よく行くメンズのお店で、ショップの方といろんなお話をした。
最近、50代、60代の方で、何を着たらいいかわからないと相談を受けるそうで、見た目を変えて欲しい方々が増えてきてるらしい。
女性もそうだけど、男性も同じ悩みがあるのだなと少し嬉しくなった。
人は見た目が大事、第一印象は6秒で決まると言われているが、その一番大きな原因として、色の使い方がある。
最近は、パーソナルカラーを知る方も増えてきて、女性はそれなりに色を着こなしてる方も増えてきた。
元々、男性は形から、女性は色からと言われているが、その通りで、色盲も男性に多いと聞く。
兎にも角にも年齢を増すほど、色を味方につけて若々しく元気に充実した人生を送ってもらいたいのだ。
さて、ここらで今日のコーディネートを紹介しよう。
イエローベース、スプリングの私にとっては、あまり得意でない色、ブルーベースのサマーのライラックカラーのワンピースに挑戦してみた。
このライラックカラーは優しいエレガントな色で、女性に人気の色の一つだが、着こなしが難しい色でもある。
特にイエローベースの人がこの色を着ると、顔色が少し悪く青白く見えてしまうのだ。
ここで、アクセサリーやサンダル、バッグに明るめのトープベージュを使ってみた。
バッグは赤とベージュのストライプが、ライラックとベージュの中でアクセントカラーとして全体を軽やかにまとめている。
このバッグのおかげで、イエローベーススプリングの私もライラック色のワンピースを自分らしく着こなせたと思う。
このようにファッションコーディネートは、色の分量や配色が大事で、遠目に見てトータルバランスが取れていること。
今回のメンズのファッションは、半パンツを大人コーデに着こなすのがテーマで、長袖の質の良いシャツを合わせ、袖をロールアップさせて、裸足にレザースリッポンでヨーロピアンなコーディネートになっている。
色はネイビーのトーンオントーン配色で、キリッとカッコ良い大人の男性コーディネートになった。