色でイメージを伝える!

こんにちわ。miyucolorです。いつも色のブログをご覧いただきありがとうございます。

ご結婚のお祝いにということで、プリザーブドフラワーアレンジメントの製作依頼を受けました。

パーソナルカラーにも配慮しながら、選んだ色は、オフホワイトと、ベビーピンクの薔薇。

そしてイメージはロマンティックにということで、ペールトーンの淡い色合いで配色しました。

さて、ここで、トーンという概念についてお伝えします。

色には色相、明度、彩度の3要素があり、明度と彩度を組み合わせた概念をトーンと言います。

 

このトーン表から、高明度が白、低明度が黒、明るさの変化が、縦軸の明度の概念です。

そして、彩度の概念を持たない白〜グレ=〜黒のグラデーションは色味を持たない無彩色。

その無彩色が全く混ざっていない純色がビビッドトーンです。

これは、有彩色の中で彩度が一番高く、はっきりした色グループになります。

そして、横軸が彩度の鮮やかさの度合いで、無彩色に近づけば、穏やかさも増していきます。

明度と彩度が複合した概念をトーンと呼びます。

<トーンの概念について>

  • 白だけが混ざっているトーンがブライト、ライト、ペールトーン。
  • 黒だけが混ざっているトーンがデープ、ダーク、ダークグレイッシュトーン。
  • グレーが混ざったトーンがストロング、ソフト、ダル、ライトグレイッシュ、グレイッシュ。
  • 白も黒もグレーも混ざっていないビビッドトーン。                              

さて、このように分けられたトーンですが、それぞれイメージワードを持っています。

結婚式では、白いウエディングドレスに淡いピンクや淡いブルーの小花のブーケが人気!

優しく、清楚な印象に製作するのが定番です。

さて、このアレンジではグレーの丸い箱に白とペールピンクのバラをコーディネート。

さらに紫陽花も薔薇と同じく、ペールトーンのグリーンでまとめています。

アンティークなオフホワイトのレースリボンも添えて、ロマンティックになりました。

さて、花嫁さんはパーソナルカラーは、ブルベのサマーの方です。

とにかく、可愛く優しい雰囲気をお持ちの方です。

このように花嫁さんのイメージに合わせたブーケは何よりの贈り物ですね。

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